穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Märklin 36000代 Hobbyシリーズの2線式化 その4

配線の追加

 台車の集電シューは2線式化するとそれぞれ独立となり、配線を基板まで接続することになります。既存の茶色ケーブル側は、そのまま流用となりますが、反対側のシューは短絡ジョイント用の配線を撤去したため、配線がなくなりましたので、このシュー用の配線を基板まで新設してあげることになります。

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 今回は手持ちのオレンジ色の配線で延長してあげました。写真のようにはんだ付けの部分に直接テンションがかからないよう、凸部に引っ掛けるように配線を回してあげるルート取りをします。

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 台車をフレームに取付したら、配線を基板にはんだ付けします。基板は2線式でも3線式でも使えるもの(すなわち、メルクリンでもトリックスでも、この基板は共用です。というよりも最近のメルクリンの基板は、トリックスでも使えるように設計してあります)ですので、端子部にはんだ付けとなります。

 白の2本のスピーカ用配線に対しても、スピーカをはんだ付けします。

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 ケーブルは室内側に引っ張って、床下側で余分な配線がたるまないようにします。

そして、スピーカを固定します。

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 前灯をホールドする樹脂パーツはエンドも兼ねていますので、空気ホースと連結器パーツを取り付けするための加工を施しました。

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 既存のモールドの不要部をカッターで削り、∮1.2の穴を5か所開けてロコの余剰パーツを使用して取り付けします。

 これで加工は完了、部品を戻すと下回りの2線式化&デジタルサウンド化改造が完了となります。

 

 慣れてくれば、時間として30分ほどあれば十分に施工可能です。これからの秋の夜長を過ごすには、手ごろな工作作業になりますネ。

 

おしまい。