サハは2種
クモハ52は基本的に長距離運用に充てるため、連結相手になる付随車はサハとするのが基本だったと思います。戦前型の旧型国電は、地方線区に転籍すると中間付随車はクハに改造されることが多く、サハとして残存したものは数が限られてきます。
サハ48034
窓配置からわかる通り、流電編成の生き残りの旧サロハ46.数多くの仲間が3扉化されるか先頭化される中で、中間付随車として残った貴重な存在でした。
サハ75106
スカ型70系のサロ。ローカル転用に際し、3扉セミクロス化されていますが、シートはサロ時代のままの流用だったため、ゆったりフカフカの腰掛で人気があったようです。TR48が戦後型であることを主張しています。
そういえば、鉄コレといい、今回のKATOのものといい、サハ87001は存在が無視されていますね・・・。あまりに変で編成美を崩すので、製品化には疎まれるのでしょうか・・・。
・・・次回へ続く。