穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Manner Car その3

物議の製品登場

 ロコとの競作となったTaurus2のマナー塗装機。RailAD社での製品名は

        MANNER-Lok: Elektrolokomotive SŽ BR 541 001-8

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 発売は限定555台ということになっています。

 単独での写真をみてもロコと「何が違うの?」というレベルですので、模型としては多少の違いがあっても走らせて見ていると、そんなのはどうでも良いようなレベルになってしまいます。

 といっても、RailAD社は、実車のラッピングデザインと3Mのフィルムによるラッピング施工を行う立派な会社でして、そこでオリジナルモデルを発売するというのも、なかなか従来の会社にはない面白い発想での存在です。

 モデルは他社のブランドの流用というわけではなく、自社で多分中国の模型メーカーでしょうが、そこに設計製造を発注し、自社で細部を監修するという手法をとっているように想像します。モデルの構造や出来栄えを見ると、他の欧州ブランド鉄道模型に慣れたメーカーが担当しているように見受けられます。

 RailAD社のモデルを入手するのは難しいように見受けられもするのですが、同社のブランドで発売されているモデルについてはHPで注文して入手が容易だそうで、青山のお店でも扱っています。限定モデルとなるとLemke扱いとなってしまうので、青山のお店にお願いすることになるでしょう。ÖBBのウェブショップブランドでしたら、そのHPで注文ですかね。どちらにしても、日本では入手が少々面倒なブランドになります。全体の出来栄えはRocoよりもJägerndorferに似た感じに仕上がっています。ということは、結構良い製品ということです。

 ベーシックモデルが入線しましたので、ESUのLoksoundでサウンド化しました。

 タウラスのラッピング車の中でも、少々毛色の変わった一品です。

 

・・・次回へ続く。