登場時の姿
E10.3の登場時、スカート付の状態の製品です。かつてLiliputからスタイリッシュな製品が発売され、倒産後しばらくは前時代的な各社の旧製品しか入手できない状態が続いていましたが、Rocoから1996年に改良品が発売されてからは、しばらくRocoの独壇場だった感じであります。
2006年、メルクリン社から満を持して発売された同機は歓迎されたようですが、初期製品がC-sinモータだったのが仇となり、C-sinモータのマシンは比較的早くから中古市場に流れています。
銀座4Fの棚の片隅に追いやられていたこのマシンも、比較的長期間の在庫となっていました。改造ネタとして穂のでんに入線したのですが、状態がとても良かったので、そのままゴムタイヤのみ交換して現役復帰となりました。
メルクリン/トリックスの同機は多少前面窓の垂れ目具合が大きいのが特徴です。
垂れ目具合と言っても、更に正確に表現するとすれば、眉間の拡がり具合、とでもいうのでしょうか。
このマシンのスタイルの再現は、主観的要素も加わり、かなり難しいようです。