妙案がなくて
さて、DSA200搭載の310号機を再現するには、屋上の加工が必要となります。
DSA200はパンタシリンダが本体装備のため、DBS54のように屋根上に別付のシリンダが不要となり、空気配管を直接パンタグラフの架台に接続する構造になっています。従って配管モールドの切除、従来のシリンダの台座部の切除、穴埋めと、配管の新設が必要となります。
まずは塗装に傷つけないよう周りを保護して切除作業の開始。
配管は∮0.3真鍮線と、サンゴの割ピンで再現しました。写真を探して適当な表現なので、現物とは異なるかもしれません。
一応、ホースまで取り付けてみましたが、これは後に撤去することになってしまいました。
車番はいつも通りエレコムのタトゥーシールで作りました。屋根は軽く灰色を塗装しています。現物は、赤かったり白かったり、何が正解か不明です。ただ、側面の黒帯の長さが寸足らずなので、上の写真のように灰色部分まで被るまでつや消し黒で延長しておいてから、灰色を塗りこみます。
さて、DSA200ですが、DBS54の置き換えタイプですと標準の3本ガイシ取り付け方式ではなく、延長脚の4本タイプとなります。Rocoでは、そのタイプのパンタグラフはBR155型に採用されています。従って、その補修部品を取り寄せて、取り付けようとしたのですが・・・・。
・・・・次回へ続く。