穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

LGS BR139 をどうにかする その1

せっかくの塗装なので

 Lokomotionレーベルで知られたLGS所有の機関車は、白をベースにした車体に青または赤の派手なラインを配色し、結構目立つ存在です。いわゆるメーカ標準機に塗装したものがメインの活躍になっていますが、ミュンヘン~クーフシュタイン経由~ブレンネロなどの区間では古豪の139型の一部がDBより移籍し、装いも白くなって活躍中です。

 さて、2011年にRocoから発売されました62349213号機になっています。

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 発売と同時に入線しまして、213号機として入線整備をしようと思ったら、少々製品のエラーが多いことに気が付きました。車体構造など既発売の製品流用の塗り替え品であることは重々承知なのですが、その程度は気づけよ~というところです。

 先ずモニタの中央窓。この塗装のBR139は全部で8両ありますが、177号機のみ黒色Hゴム支持の固定窓、その他は白塗装の枠付窓です。よって、この製品のように黒塗装の枠付窓というマシンは存在しません。また正面のバッファは旧来の丸形を取り付けてありますが、これは312号機のみで、他は角形に更新されています。

 ということで、213号機とするには、それなりに手入れをする必要があることが判明しました。塗装が綺麗なので、他の最も加工が少ない312号機に車番変更するのが勿体なく、それではということで213号機に仕立てることにしました。

 加工する部位を以下とチョイスし、必要部品を揃えました。

1.バッファを角形に交換し、シリンダ部を白塗装とする。

2.モニタ窓を白枠塗装に塗り替えする。

3.制御用ジャンパ栓、栓受けを追加する。

4.パンタシリンダをカバーなしに交換する。

5.ワイパーの向きを変える。

6.前面補助灯を追加する。

 見切り発車的な加工のものもありましたが、形にはなりました。

 

・・・次回へ続く。