PIKO以前の定番
PIKOの141型はEJ誌などを主宰するVGE社から昨年度の優秀模型に選ばれたそうです。やはり価格に対する製品のクオリティと発展性が評価されたのでしょうか。
141型は過去の形式となったとはいえ、現在の143型のような縁の下の力持ち的存在だったためか、模型も数多くのメーカーから一時期発売されていたようです。
今から10年ほど前は、フライシュマンの製品のみが後期タイプでは現役モデルとして長く続いていましたが、DCC化に難がある構造でDCC対応の末期製品が発売されると、それ以前のアナログ機は結構中古市場に流れたようです。
そうこうしているうちに、フライシュマンの経営が傾いて身売りをし、しばらく製品自体が途絶える状況になりました。
その中で、ようやくTRIXから新規金型による製品として突如141型が発売された時には、結構驚かれた方も多かったと思います。さらにサウンド付だったり前灯の形態を2種類作り分けたりと、今後の発展性が期待できる製品でした。
左から、フライシュマン2機+トリックス1機。
BB級の機関車は、模型でも取り扱いやすいですね。