穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

ÖBB 1116 204-7 に仕立てる その1

スタイルは様々

 1116型の204号機は現在レイルジェット牽引機となっています。PIKOのホビーシリーズから、その状態のものが発売されています。

 2004年に新造で登場した時は、通常の塗装で2パンタ仕様でした。2008年にレイルジェット用の客車が出来上がった時、その先行客車の試運転用として、この204号機が先行してレールジェット専用機仕様として改装され、各種試験を実施したようです。

 この試験期間であった一時期、外観上は通常塗装のまま、パンタグラフが1基増設された3基の状態で、さらに床下のカウルが増設されないまま試験をしていました。

 この短期間存在した姿を今回は再現します。

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 さて、入線状態。一見するとなんとも無いようですが・・・。

 パンタグラフのめっき地肌部分は、結構錆が出ています。車体については、どうも前所有者が肩のルーバー部分にウェザリングを試していた形跡がありました。写真には写りづらい状態であります。多分失敗して拭き取ったのでしょうか。1か所、この写真のロゴ上のルーバー横は、無理やり拭き取ったような状態で、表面が一部分テカテカに光っていました。かなり磨き込んでしまったようです。

 模型は上から覗き込むのがメインとなるため、少し目立ってしまいます。従って表面を全体的に整えてあげる必要が出てきました。ということで再塗装を覚悟し、車番変更を伴う改装に踏み切りました。

 

・・・次回へ続く。