DR時代のDB塗装
Roco 43683 DRでのS-Bahn塗装機です。
東西ドイツ統一後、鉄道もDBとDRが合併するまでの間、少しずつ車両の融通などが始まっていたようです。車両の塗装についてはいち早く当時のDB標準色化が始まっていたようで、このようにDRロゴのS-Bahn塗装がライプチヒあたりに登場していたらしいです。詳しくは、ネットで調べると出てくるでしょう。
その後、合併後に143型がドイツ各地に分散していくなかで、このS-Bahn塗装のままエッセンあたりやフライブルグあたりまで転属しDBロゴになったものも現れたようです。
意外にこの状態で牽引させる客車の組み合わせが無いようで、3扉のS-Bahn客車になるのでしょうか。ニュルンベルグあたりで走行していたようです。
それにしても東独機の側面のコルゲート板は、現在のSiemensやSkodaの機関車に引き継がれていますね。155型から始まる流れとは思いますが、正面平面2枚窓のスタイルと共に、現在のドイツ機のスタイルの原型なのでしょうか? 多分少数派であった156型が意外に重要な役割を果たしているのかもしれません。