接着は慎重に
雨どいを前面に回す時、曲面なので角棒の成り行きに任せて面沿わせを行うと高さが勝手に変化していきます。よって高さを変化させないことを基本に、少し角棒をねじるように少しずつ沿わせていくことが重要です。
まず、側板から扉上付近では、いったん車体が折れており、さらに三角窓の上部で丸妻が始まっています。上の写真のように、少量の接着剤で高さ変化がないよう位置を決め、更に曲げで角棒が側面から浮かないように接着剤が乾燥するのを待ってから、大目に接着剤を流して固定します。この際に仮止めの接着剤が多量の接着剤で再度溶けて角棒が面から浮かないよう、角棒に多少のテンションをかけます。
更に前面窓上と前灯下の部分も着実に接着できるよう、高さを決める仮止めを少量の接着剤で行い、マスキングテープと錘(写真では塗料のビン)で角棒の位置を決め、大目の接着剤を流して固定します。もちろんマスキングテープに接着剤が流れ込まないよう、工夫が必要ですが、少量ならカッターで削ぐことができます。
この作業を両側実施すれば完成になります。前灯下で両側の角棒を継いでいますが、全然目立たないですね。成功です。
これで細工作業は終了になります。
・・・次回へ続く。