今年は改良製品が発売されます
ニュルンベルグメッセに合わせて各社から今年の新製品が発表されますが、メルクリンの製品発表の中に、このルフトハンザセットの再発売が紛れ込んでいました。ひょっとすると目玉商品かもしれません。
プラのボディは流用のようですが、パンタグラフの上下動、サウンド、運転室内灯がデジタルで再現されるようです。機能的には最新仕様になりますネ。
ということで、穂のでんでは、DCC改造後の本機を張り合う?つもりで再改造することにしました。といってもサウンドを載せるつもりはないので、2線式化改造と車体の細密化ということに限定しました。
2線式化改造は、069号機と同じ方法としていますので、そちらを参照ください。
車体の細密化については
・パンタグラフのSBS65化(メルクリンパーツを取り寄せて赤塗装し、取り付け)
・正面の手すり2本(両エンド共)を削り、線材で再現。
・正面窓下のジャンパ栓を削り、銀河モデルのジャンパ栓パーツを取り付け。
・エコーのエッチング製ワイパーを取り付け。
いずれも、他機の加工で紹介している手法です。エコーのエッチング製ワイパーはNo.1694のシングルアームを使用していますが、アームが長いので途中で切断し曲げ直し、またブレードとアームの間でも曲げを入れています。
049号機はアームを黒塗装すると、映えます(登場時の写真から判断)。収め位置は当時は窓下だったようです(現在は窓横が定位のようです)。
ちょっと今回は主張を加えることにし、実機とは異なりますがジャンパ栓受け部をイエローに塗装しました。
塗料については、白色部分はクレオスの灰色9号が見事に一致しました。黄色にあう色はないため、クレオスのイエローとオレンジを微妙に調合しながら、車体に合わせました。
いずれも全塗装ではなく、削った部分と新設した部分の色差しで賄える(目立たないように削り落とすのがコツ)範囲としましたので、普通に見ると色差ししたことがわかりません。
手すりを線材にするだけで、随分と印象が変わりました。Rocoの最新仕様の111型と並べても、遜色ありません。
またまた独自の一品が出来上がりました。
おしまい