企画車です
Roco社が企画した色替え車の第1弾ともいうべき233号機です。
2001年、BR103の引退が決まった頃、その当時の標準塗装となったVerkehrsrotを唯一BR103型に塗装することをRoco社の提供で実現したのです。それと共に模型も発売されました。
このザルツブルグ/ロコ社最末期の製品は、Verkehrsrotの車体塗装と梱包箱の発泡スチロールとの相性が悪く、発泡スチロールの白が車体に転移してしまう不具合があります。上の写真でもルーバー下の赤い部分に白の斑点が付着しているのがわかります。
この商品は、今は無き金山のお店で購入しました。購入時の転移はなかったのですが、1年ほど箱に保存していたら、見事に転移してしまいました。
購入当時に、穂のでんで初めてサウンドデコーダ(ESU)を搭載しました。当時はDCC自体国内では珍しい存在でしたが、サウンドとなると、かなりコアな方々が楽しみ始めた段階で、運転会などでも従来からあるアナログエンドレスとは別にエンドレスを設け、専ら本機でデモ運転をしている状況でした。
いまだ日本ではDCCの普及がイマイチな感じがありますが、むしろ模型の運転を楽しむということ自体が贅沢な趣味なのかもしれません。特にHOゲージや16番のサイズとなると、その感が強くなるでしょう・・。