こちらも限定品
今回のBR218 "Touristik"の発売と同時に、通常のRocoカタログ品としてBR103型電機の "Touristik"も再発売されました。こちらは、現在でも青山のお店のショーケースに鎮座していますので、御覧になった方も多いと思います。
穂のでんに在籍している同車(103 220-0)は、前回発売(2003年)の旧製品で、当時は限定品として発売されていたようです。その頃にウィーンの模型屋から取り寄せしました。
当時、BR103型のロングキャブを模型化しているメーカーはなく、このTouristik塗装をいち早く発売していたリマは、ショートキャブの車体を使用したイメージ製品でした。
Rocoはこの製品の発売前の2001年に、かの233号機をロングキャブボディモデルとして発売したので、この220号機の模型化も取り組みやすかったと推察されます。特に、Roco騒動が勃発した直後の製品のため、売上拡大の目玉商品の一群に加えたかったのであろうと推察します。
穂のでん入線直後にDCC化して、長らく在籍をしています。今回改良生産品が発売されたことから、多少のレベル合わせをするつもりで、サウンド化しました。
この頃のRoco製品は、ウエイトのダイキャストブロックが大きく、サウンドスピーカのスペースを確保するのが難しいため、スピーカはメルクリンのmSDデコーダに付属している薄型が適しています。そのためデコーダもmSDにしました。
mSDですと、BR103型のサウンドライブラリがメルクリンのHPにありますので、その音源をCS2を使用して書き込みします。
書き込み方法などは、その道の方々のブログに多く紹介されていますので、省略します。穂のでんでは、Z21などのDCCコントローラを使用することが多いので、mfx機能はOFF設定とします。
それにしても、この塗装を模型化するのは、大変そうですね。とても日本の鉄道模型屋では、この安価なコストではできないでしょう。