穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Roco 72748 BR 218 "Touristik" その2

最新製品は細密化進行

 RocoBR218型は、古くからさまざまなバリエーションが発売されていました。近年は入門セットなどに使用されることが多く、また単品でもホビー並の価格帯でした。

 製品自体が古いものだったので、このような展開になるのは仕方がないところですが、PIKOBR218がホビーで発売されると、仕上がりに大差がないため、全くと言ってよいほど売れなくなったようです。

 そこで、細密化リニューアルが図られて、再発売となったようです。

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 このV160ファミリーの細密化は、メルクリン/トリックスが先行していましたので、Rocoはそれ以上の出来を目指したようです。ESUのフルサウンド製品もありますので、価格帯の設定も大変だったと思われます。同時期にリリプットも価格が安価で細密感たっぷりの製品を新規発売しましたので、2013年~2014年は、V160ファミリーにとっては、大変な新製品ラッシュとなってしまいました。

 Rocoの最新仕様では、どの機関車でもワイパーをプラからエッチングにする変更が実施されています。これが良い結果となるかどうか、多少疑問に感じています。

 ワイパーの破損の多くは、収納ボックスの出し入れ時に発生するものですから、むしろ梱包状態と梱包方法の見直しをしたほうが良いのではと感じます。

 結局のところ、ワイパーの細密感は、プラのほうが結果として良いものが得られますからね。

 このTouristik塗装機は、通常製品と同様のパーツで構成されています。Ep.5初期の時代設定ですので、これで十分と思われます。

 サウンドも豊富、走りも好調です。

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 同じTouristik塗装BR103型電機と並べると、圧巻です。

 

おしまい