穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

TOMYTEC 鉄道コレクション 東京急行7200系

ダイヤモンドカット

 東横線で6000系8連の急行が運用されていた昭和54年頃は、7200系の冷房改造車も8連1本が急行で運用されていました。

 当時は、この1本のみが急行運用での唯一の冷房編成だったので、夏にコイツが来るとウレシイ思いをしたものです。

f:id:abebecchi:20150418205235j:plain

 7200系の急行編成はこの1本のみでしばらく推移していましたが、第2次石油ショックが発生して東横線の運用が夏季などに整理された際、8000系の6連急行が発生する(学生が夏休みなので、旅客数が減少し6連でも賄えたという理由)とともに、7200系非冷房6連の編成を調整して非冷房8連1本が急行編成に追加されるなど、百花繚乱の態を示すカオスな状況が発生したりしました。

 その後、大井町線の編成整理などと共に、東横線の急行編成は徐々に8000系・8090系へ統一化されていくのでした。

 2012年、東横線の渋谷駅が地下化に伴って高架駅が廃止された跡地で、しばらくの期間催し物会場になっていた時、この7200系が先頭車2両セットで発売されました。例のごとく「電車市場」からの発売でした。

f:id:abebecchi:20150418210308j:plain

 8両分4セットが揃いましたので、最も華やかな時代であった急行編成に仕立てました。赤サボは、6000系の時と同様自作品を使用しています。

 今年の2月、遂に池上線に残存していた7600系が運用を終了し、この系列の東急線での歴史が終了しました。しかし豊橋鉄道では多くの仲間が、装いが変な状態になっているものの独特なモーター音そのまま活躍を続けています。

 末永く大切に使って貰いたいものです。