過去の製品
LIMAといっても、現在のホンビイグループで復活したリマではなく、倒産したリマです。
今のLima製品は、製品管理も製品自体も改善が進んでいて問題はあまりないのですが、かつてのイタリア本国生産だったころのリマ製品は、当たり外れが大きいものでした。
今回紹介するBR120.1は、今は無き金山のお店で購入したEp.5の塗装のものでした。
この商品(製品ではない)は、いわゆる「ハズレ」で、付属パーツとなっていた屋上の特高配線類の部品が、大いに不足している状態になっていました。
購入当初は不足する部分を日本のパーツで適当に誤魔化して取り付けをしていましたが、使用しているうちに集電シューが外れたりなどして走行不能に陥り、またTRIXの新規製品が入線するなどして、いつの間にか部品取りのジャンクになっていました。
時は流れ、実機のBR120型電機は主力の座から降りてドサ周りを始めるようになり、色々と改造機が出現するようになりました。そこで、このジャンクになっていたリマのBR120.1を改造しましたので、今回はこれを紹介します。
まずは、破壊されていた走行系の復旧から。
アナログマシンでしたが、手持ちのDZ125デコーダでDCC化するとともに、前灯を電球色LED化しました。尾灯の追加はしていません。
台車回り、駆動系周りで部品の欠落などした部分は、すべて適当に部品を作って復旧させました。
車体は塗り替えとドレスアップをするので、上記のように再利用する裾部の表記塗装部分以外は、すべてサーフェーサで下塗りしました。
前面には手すりやジャンパ栓をモールドを切除し、パーツや真鍮線で追加しています。ジャンパ栓のパーツは、いつものNゲージ用銀河モデルの旧国用のものです。
さて、どのマシンに化けるでしょうか・・・・・・。
・・・次回へ続く。