保存箱も模型のうち
欧州型の模型をたしなむ方々は、箱のうんちくにも造詣が深い方が多いようです。
そのような方々には、一言小言を戴きそうな気がしますが、まずは収納箱について現在の状況をご紹介します。
先に作ったふたにはまる大きさに完成するよう、収納箱のサイズを決めて展開図を作ります。展開図はトレーシングに印刷し、別に用意した本体用の厚手ボール紙に貼ったり剥がしたり用スプレーのりを使用して貼り付けします。
スプレーのりは軽く吹き付ける程度にしましょう。
あとは、折り曲げる部分をボールペンなどで強くなぞり、折り曲げやすく癖をつけてあげてから、はさみで外形を切り取ります。そしてトレーシングをはがします。
展開図を作るときに重要なのは、折り曲げの際の紙の厚さを逃げる部分を設けておくこと。これを守れば、組立時に折り曲げ部がずれて箱がパンパンに膨れることを防止することができます。
こんな感じ・・・。
意外に折り曲げ代の部分が多いのが特徴です。
これを組立するとこんな感じです。
厚みを設けた壁方式にしましたので、結構頑丈です。この形状は、pmtの動力が入っている白い箱の構造を参考にしました。
底の部分には、東急ハンズで購入したスカイブルーのポリウレタンフォームを敷いています。
➡次回へ続く・・・。