組立開始
塗装工程が終了すれば、パーツの組立になります。
床板には、動力ユニットをねじ止めします。トレーラーは車輪を付けますが、トレーラー用の車輪付下回りパーツを使用する場合はねじ止めします。
日本ではこの車両に適合した車輪が入手が難しいようです。Φ7なので、確かに良いものがありません。S店長からモデルワークス製といわれているジャンク品を大量に譲って戴いたことがあり、その軸端を切断研磨して、はめ込んで使用することもできます。車輪だけの場合は、床下に適当におもりを吊るしておきます。
車輪については、現在ではLHのパーツが入手できるようです。
床上側に仕切りや腰掛などのパーツを並べていきます。動力がある場合は無理には載せないことにしています。
連結器は、お好みの種類を使用して良いと思います。比較的入手しやすいのはNAVEMOのループ式でしょうか。このライプチヒの車両には、H&P純正の連結器を取り付けしました。現物の構造を似せたループ式変形タイプともいうべき、オリジナル方法のようで、これも入手困難品です。
窓のパーツは、周囲の部分に黒の色を入れておいて、縁ゴム類の表現をしてから車体にはめ込みます。
屋根のパンタグラフは、ゾマフェルドの路面電車用を取り付けします。
車体・屋根を接着し、床板をはめ込むと完成になります。
あくまでも展示モデルの走行化なので、KATOのKSWトラムのような安定走行を求めるには難がありますが、線路の状態が良ければ快調に走行します。連結器のねじを締めすぎずに、ゆるゆるにしておくのがコツのようです。
さて、これで車両は完成ですが、今回のシリーズは
➡次回へつづく・・・・?