穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Märklin BR120 X'mas その1

多様な塗装バリエーション製品の元祖

 メルクリンの120型電機は、様々な塗装をまとった製品が多く出された最初の製品だと思います。ミントブルーをまとったものは、初代エープリルフール製品としても名高いそうです。

 さて、浜町のお店に長らく鎮座していたこのX'mas機は、Hamoなので2線化改造不要です。とあるセールの日に訪問したところ、かなりのお値引だったので入線しました。

 この製品は、実車の状態を再現しているため屋根上がパンタグラフからの汚れで、黒ずんでいるところが表現されています。しかし中古ゆえにそれなりの汚れが別についているので、しっかりと清掃しました。

 外観的には手を入れすぎることはせず、穂のでん仕様の1エンドダミー化とパンタグラフの交換のみとしました。

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 このSBS81パンタグラフ、意外に入手が難しいのです。ゾマフェルドのそれは、舟体のホーンの部分が連結されているため、本来の姿ではないのです。別売りの交換舟体がカタログにありますが、品薄状態が長く全然入手できません。

 仕方なく、銀座5Fのお姉さまのお店で取り寄せてもらったものです。現在メルクリンでは灰色のものしか発売していないとのことで、赤く塗りなおしました。

 パンタグラフの台座部分は、このパンタグラフ用のプラが別パーツとして取り寄せができますが、よく観察すると本来の旧型式のパンタグラフ製品の台座を一部フライスで切除した形になっているため、製品に取り付いていたパンタグラフの枠とばねを撤去し、同じ部分をカッターで切除すれば、流用ができます。

 ガイシの部分をマスキングし、枠は赤く塗装しました。

 

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 さて、本製品はアナログマシンでしたので、デジタル化することにしました。

 車体を外してみると・・・・・

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 単純です。

 ちょうど手元にESUの120型用LokSound Ver.1がありましたので、サウンド化改造としました。せっかくなので前頭はLED化し、尾灯を追加することにしました。

 

➡次に続く・・・